毎年、京都の神社で行われる「節分祭」をご存知でしょうか?
日本では昔から馴染みの深い節分行事。
京都の社寺でも多彩な行事がとりおこなわれます。
由緒ある社寺で邪気を払い、福を呼び込みたいものです。
まずは節分について。
「鬼は外、福は内」
と掛け声とともに鬼に向かって豆撒きをして、自分の年のひとつ多くの豆を食べたり、関西では恵方巻を食べるのが恒例行事ですね。
節分は、雑節の一つで、各季節の始まりの日(立春、立夏、立秋、立冬)の前日のことです。
節分には「季節を分ける」という意味合いも含まれていて、心の邪気や疫病、天災などを退散し、福を呼び込むという云われがあります。
旧暦では、立春が元旦になるので節分は今でいう「大晦日」にあたり、年が明ければひとつ歳をとるので一つ多く豆を食べるそうです。
豆を食べると、体が丈夫になり、風邪を引かないという言い伝えもあるようです。
日程:2月2日(金) 8:00 節分前日祭
18:00 追儺式(鬼やらい神事)
2月3日(土) 8:00 節分当日祭
23:00 火炉祭
2月4日(日) 9:30 節分後日祭
料金:無料
場所:吉田神社(????田神社ホームページ)
????田神社では2月2日と2月3日、参道や境内に約800の露店が並び賑わいます。
2日の18:00から行われる追儺(ついな)式は見ごたえのある神事。
黄金の四つ目の仮面をかぶった方相氏が松明を持った童子をともなって登場し、赤・青・黄鬼を追い詰め、上卿以下が桃の弓に葦の矢を射かけて鬼たちを払います。
節分祭の期間中に授与される「疫神斎」と書かれた神札は、悪病災難除けにご利益があるとされます。
※このような節分祭は2/2~2/3京都の各地にて開催されます。
(八坂神社、須賀神社 、壬生寺 、平安神宮 、廬山寺 、千本釈迦堂[大報恩寺] 、天龍寺 など)
是非、京都の神社で味わう節分にも足を運んでみてはいかがでしょうか。