時代祭りとは、平安神宮で行われる祭りで、「葵祭り」(5月15日)や「祇園祭り」(7月1日~31日)と共に、京都の3大祭のひとつです。
この祭りの見所は、なんといっても「神輿」。1,200年にも渡る京都の歴史パレードの時代を代表する衣装を着た約2,000人の人々が集まる光景は圧巻です。
正午には、京都御所から出発し、午後2時30分頃に平安神宮に到着し、約4.6キロの広場にてお祭りをします。
人々の列は、長い距離に渡って伸び、人々の行進が通過するのに1時間以上かかります。
ここでぜひ注目してもらいたいことは、京都の伝統工芸技術の神髄を再現した衣装や、アクセサリーという装飾品を間近で見る良い機会でもあり、まるで美術館や博物館を訪れたかように興味深い時間を過ごすことができます。
また、古い通りや京都の住宅が独特の雰囲気を醸し出しているため、まるで時代がタイムスリップしたかのように古き良き京都を感じることができる、まさに「時代祭り」と呼ぶにふさわしい時代の流れを感じることができるお祭りなのです。
特に、日本の衣装や習慣の時代変化を見ることができ、日本の歴史をより深く学ぶこともできるので、外国人観光客にもとてもおすすめなお祭りのひとつです。
追記:今年の時代祭りは残念ながら、台風21号の影響で中止となりました。
楽しみにしていた方も多かったと思いますが、とても残念です。
また来年の時代祭りに期待ですね。