JOURNAL

祇園祭 前祭へ

 

今年も祇園祭の季節がやって参りました。

 

京都の祇園祭は毎年7月1日から始まり、31日まで1ヶ月にわたる大規模なお祭りです。最も人出の多い16日の宵山、17日の山鉾巡行がとても有名ですが、お祭りの期間中には実はたくさんの神事や行事があります。

 

15日に行われた宵々山(前祭)に。

 

 

山鉾巡行2日前の夜。

夕方から山鉾の駒形提灯に火が入り、祇園囃子が奏でられます。

18時〜23時の間は、交通規制が行われ歩行者天国になり、屋台や露店も多数出店します。

 

 

神輿は近くで見ると重厚感のある造りや模様がとても綺麗で圧巻の一言です。

 

今年は祇園祭までの間に梅雨が明け、この日の温度は35〜37度でなかなかの猛暑でしたが、3連休ということもあり大変沢山の人で賑わっておりました。

 

 

さらに、17日に行われた「前祭山鉾巡行」の様子も。

 

 

 

前祭は無事終了しましたが、まだ祇園祭は後祭がございます。

 

「山鉾建て」と言って、各鉾町の路上で後祭に巡航する鉾や山の組み建てが始まります。

専門の大工さんたちが釘を一本も使わずに、縄だけで結い合わせる「縄がらみ」と呼ばれる伝統手法には脱帽させられます。

 

 

24日には、「還幸祭(かんこうさい)」。

四条御旅所(神輿渡御 17:00〜)

神幸祭から7日間四条御旅所で鎮座した3基の神輿が、氏子地域を巡行して再び八坂神社に還幸する神事。別名「おかえり」とも言われます。

 

 

まだまだ続く、夏だけ味わえる京都の風情にぜひ触れにお越しくださいませ。