こんにちは。いよいよ12月に入りました。
年の瀬ですね。一年もはやいもので年末にかけて師走です。
何かと忙しく気を張っている方も多いのではないでしょうか?
そんな中、なんだかほっこりとする展覧会をみつけましたのでご紹介させてください。
来年の干支、戌年に向けてその名も
「いぬづくし─干支を愛でる─」
という展覧会のご紹介です。
会期 2017/12/19(火)~2018/1/21(日)
場所 京都国立博物館 平成知新館2F1・2
休館日 月曜日、年末年始(12月25日~1月1日)
※ただし、月曜日が祝日・休日となる場合は閉館し、翌火曜日を休館とします。
閉館時間 火~木・日曜日 9:30~17:00
金・土曜日 9:30~20:00(入館はいずれも閉館の30分前まで)
拝観料 一般 : 520円(410円) / 大学生 : 260円(210円)
高校生以下および満18歳未満、満70歳以上の方は無料です(年齢のわかるものをご提示ください)。
※( )内は団体20名様以上
※大学生の方は学生証をご提示ください。
(以下、京都国立博物館HPより引用)
社会性が高い犬は、古くから人間に愛されてきました。やはり猟犬としてのかかわりが古く、『播磨国風土記』には麻奈志漏(まなしろ)という応神天皇の猟犬の話が出てきます。
その一方で、愛玩犬 特に、小型室内愛玩犬として狆(ちん)と呼ばれた一種があります。
現在では白黒の長毛で鼻がくしゃっとつまった(短吻種と言います)ジャパニーズ・チンと呼ばれる日本原産の改良・固定種が狆とされています。
狆の歴史は非常に古く、短吻種犬は、チベット原産で奈良時代には既に日本に伝わっていました。しかし、江戸時代には、短吻種だけではなく、長吻種の日本テリアに近い姿のものも狆と呼ばれていました。
古くからの犬と人とのこかかわりに思いを馳せていただければ幸いです。
また、同時開催で「特集展示 御所文化を受け継ぐ―近世・近代の有職研究―」も開催予定。
(以下、京都国立博物館HPより引用)
平安時代に頂点を迎えた御所を中心とする公家文化は、社会の変動や応仁の乱をはじめとする内戦によって、次第に簡略化へと向かいました。それが復興へと向かうのは、世相が落ち着く江戸時代に入ってからです。それ以降、理想の時代の再現をめざして、さまざまな研究が重ねられました。京都国立博物館が所蔵する御所旧蔵の作品群を中心に、近世・近代の御所文化再興の様相を振り返ります。
※こちらの展覧会の会期は2017/12/19(火)~2018/1/28(日)です。
どちらの展覧会も見応えがありそうです。
ぜひ年末年始も京都へお越しください。
(詳しくは、京都国立博物館HPをご覧ください)